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おばんどすー
毎度おなじみ、広大なネット世界の片隅で、今日も今日とて細々やってます。どもです揺日ですー
さてさて。どうしようかな
なんにも書くこと考えずに来てしまったよ……
宿題サボって、先生に提出を求められる学生の気分だ。ははは
ネタがねぇ……と言うのは、ブロガーの永遠の悩みなので、そこを何とか切り抜けられる人間に僕はなりたい。
というわけで、絞り出していきましょう。いきます。聞いて下さい……『絞り出し』(歌うのか?
……一週間を振り返っています……
ボケ防止ボケ防止……
そうだ、ボケ。
最近ですね、私本当に物忘れがひどくって、ですね……
大事なことからどうでもいい事まで。さらには、会話をしている最中に会話の内容を忘れると言う離れ業まで出来るようになって来まして。
先生、私どうしたらいいんでしょうか!?泣
ボケ防止体操とか、ボケ防止の食べ物とか、なんかそんな感じの何かしらがあったら教えて欲しいものです。
まぁ、面倒くさがってどれも実践しない気がしてなりませんが(殴
そもそもあれですか。
オイラ、基本ノリと勢いと時々真心で生きてる人間なんで、細かい事がどうでもいいのが原因なんでしょうか……
それとも、「丁寧に時間をかけてやる割には雑だ」って言われる不器用っぷりが、このふてくされ感を招き、それが結果的に細かい事を記憶の中から削除するという厄介プログラムを生む原因になったとかそういうことでしょうか……
それともそれとも、「お前は石橋を叩いて叩いて、叩き壊して遠回りをしていく人間だ」と言われるこの慎重さが、いちいち確認するという癖を”確認ありき”という形で脳が認識するようになり、確認しないことは次々忘れるという危険動作を招く原因に(長い
てか、振り返ってみるとどうだ……
僕って人間は、ノリと勢いと時々真心で出来ていて、時間をかける割に雑な不器用人で、いちいちいろんなことを確認しないと気が済まない面倒くさい人間で、さらに物覚えが悪く、忘れやすいて
滅茶苦茶じゃないか!!!
お、おおお……まさか、ブログでこんな気分になろうとは……汗
オイラ……もう少しまともな人間になろうかな……orz
さて、程よくへこたれたところで、今日はこの辺でー
こんなダメダメ野郎でも……頑張って生きていくんだ……!
んではー
揺日サイドの僕はへこたれても、揺月サイドの僕は誉にさえ思うのさ。こんな自分っぷりを!(やめれ
常人が常人たって常人外の発想がなぜ出来ようか。生み出す者は異端を誇りに思うてこそである。
ただし、それを前面に押し出せるほど世界は生きやすくもないと。
っと、違うぜ。この箱庭はそんな小難しい事を語るところじゃなかった。
そうさ、週に一度のフィーバータイム、楽しんで行こうぜヒーハー!!!!(とりあえずうるさい
んでは、先週の続きです。
☽
箱庭の、とある公園の片隅に、その謎の植物はひっそりと芽吹きました。
その植物の種となったであろう物を、そこに埋めたのは、その植物を目の当たりにして今まさに動揺している彼、66Bです。
さて、このあと彼のとった行動とは次のうちどれでしょう?
A 刈り取った
B 見て見ぬふり
C 燃やした
D パパんに報告
E プランターに移して持ち帰った
F 食べてみた
G 爆発した
H ツッコんだ
I 歌った
J 写真を撮った
K そっとつ(長いから!!
正解は、尻尾を巻いて家に帰り、布団にくるまって怯えた、でしたー(ベタだな
さて、66Bがこんなにも怯えた理由は他でもありません。
土葬したはずのあの肉片が、何らかの変化を起こした。その事実に66Bは怯えたのです。
昨夜見た夢を匂わせる出来事。それは66Bにとってままならないことなのです。
結局、その日は顔色を悪くして過ごし、床についたそうです。
翌朝。
この日も66Bは悲鳴とともに起床しました。
時刻はまだ夜明け前を指し、大量の寝汗をぬぐい、窓の外を眺めます。
「ああ、今日は槍が降っている……」
天気は、槍でした。しかも、晴天なのでいわゆる”弁慶の嫁入り”です。
箱庭の家はどれも基本的には、槍が降ろうがミサイルが突き刺さろうが、なんだかんだで何とか大丈夫な構造なので家の中は安心です。
しかし、ここで66Bはふと思いました。これは、ますます夢に近いぞ、と。
今日66Bの見た夢は、昨日公園で目にしたあの植物。
その根には、芋の様に揺月が生えており、土の中でわんさかと増殖し、そして次々に湧いて出るのです。
空は晴天。槍が降り、湧いて出た揺月たちを次々とブッ刺していきます。
地獄絵図です。そんなものを夢に見ては、それは悲鳴も上げましょう。
しかも、血まみれの揺月たちはそれでも66Bの元にやってきて、
「痛いよぅ……助けてようぅ……」
と、追いすがってくるというのだからとんでもありません。逃げようとしても、謎の夢パワー。足がもつれたり、力が入らなかったりという、思うように動けないあれで揺月から逃げることもできない。
66Bは、半ばトラウマで目の下にはクロクマさんをつくって、まるで禁断症状でも起こしているような危ない感じになっていました。
これはまずいと思い、66Bは昨日の植物のところへ行ってみることにしました。
槍の降る中を、槍除けの傘をさしてとぼとぼ。それにしても、すごい槍です。
66Bの胸中には、この槍が夢の内容を現実にするかもしれないという恐怖と、逆にあの植物をズタズタにして、この悪夢から救ってくれるかもしれないというわずかな希望が渦巻いていました。
そしていよいよ公園。
66Bは、物陰からこっそりと植物の様子を観てみます。植物が、無数の槍に貫かれていることを信じて。そして、その根っこから真っ赤な揺月たちが出てこないことを祈って。
そっと覗いた66B。すると、愕然のあまり66Bは腰を抜かしてしまいました。
「な、なんじゃありゃぁぁぁ!!!?」
なんと、昨日よりも一回り目に見えて成長した植物が、その体をぶんぶんと様々な角度で揺さぶり、降りしきる槍をことごとく全て弾き飛ばしているではありませんか。
まったく無駄のない動きです。植物には、一本の槍が刺さることなく、槍は空と闘い続けています。
恐怖におののく66B。しかし、その様を微動だに出来ずしばらく見続けているうちに、少し感想が変わってくるのです。
「何だ、あの無駄のない動きは……あいつ……すげぇ」
自分でも、たとえプロのボクサーでも、落ちて来る無数の雨粒、もとい槍粒(なんだそれ)をさばくことなど出来ましょうか。
それをあの植物は、ものの見事に自分に当たりそうな槍を見極め、それだけを完璧なタイミングで体をゆすって弾き飛ばしているのです。
66Bはしばらくその光景に見入っていましたが、腰を抜かした拍子に傘を落とし、おかげで頭に沢山の槍が突き刺さっていたことに気がつくと、悲鳴を上げながら帰っていきました。
翌日。
この日は、槍も銃弾も振らぬ快晴。そう言えば、この頃は槍は降っても空は青。日照りが続いています。
66Bはこの日も、恐る恐る植物の様子を物陰から観察しに行きます。
今日は夢の中で、あの植物とボクシングをしてダブルノックアウトの死闘を繰り広げたという熱い夢を観て、ちょっとあの植物の好感度が勝手に上昇です。
それにしても、恐ろしく成長の早い植物です。昨日はおおよそ腰の高さくらいだったのに、今では胸の高さくらいあるようです。
あの木の謎は深まるばかりです。
それにしても、なんでしょう。あの植物、どこか元気がないように見えます。
昨日の槍との格闘で疲れてしまったのでしょうか?
見事、傷一つなくあの槍を切り抜けたあの植物には、今や謎の風格さえあるように66Bには見えました。
そしてその次の日も、物陰から植物を観察します。
次の日も、その次の日も。
それから数日、66Bは植物の観察を物陰から続けました。
さすがに、間近によって観察するほどの勇気は出ません。
「それにしても、あの植物……このままではまずいんじゃ……」
66Bは、ここ数日観察していて、明らかに植物が弱っていることに気づいていました。
最初こそ驚異的なスピードで成長していたあの植物でしたが、今ではその成長もすっかり遅くなり、と言うか止まってしまい、体は萎れてヘニャヘニャです。
それもそのはず。このところ日照り続きで、この植物でなくともグロッキーです。
66Bは、戸惑いました。
確かに、このままアレが枯れてしまえば、005に任されたそもそもの任務、揺月の肉片の処分もおそらく完了したことになるでしょう。
しかし、どうにもあの槍の日の、懸命に生きようとするあの植物の雄姿が思い起こされて仕方ないのです。
「オレは……オレは……っ」
66Bは、握り拳を震わせ、その場を後にしました。
そして十数分後。戻ってきた66Bの手には、コップが一つ握られていました。
コップには水が入っており、それをちびちび飲みながら、植物の方へ歩み寄っていきます。
「はぁー。こんな暑い日には水がうめーぜー」
半ば棒読みの上に、独り言です。独り言を言いながら、おずおずと植物の間近へ。そして
「おっと! しまったーこけて水こぼしちまったー。いけねぇいけねぇオレとしたことがー」
なにもないところで盛大にこけた66Bは、コップの水を見事に植物にぶっかけました。
「し、仕方ねーなー、もう一杯汲んでこようー」
来たときとは打って変わって、ダッシュで66Bは公園の水道へ走り、そして戻ってきました。
そして同じ所でまた、同じように盛大に転ぶのです。水は植物にまたもかかります。
「オレとしたことが、またこけちまったぜー。仕方ない、もう一杯汲んでこよー」
66Bは再び走って水を汲んでくると、またこけます。
「しまったーオレとしたことがー……(以下省略)」
そんなことを何度も何度も繰り返しました。
66Bは、あっという間に体中傷だらけの土まみれです。それでも66Bはやめません。
そして、そんな66Bとは反対に、水をかけられるたびに見る見る植物は、倒れていた体を起こし、脱色していた色も鮮やかさを取り戻します。
ある程度元気を取り戻した植物を見た66Bは、再びどこかに行って今度はしばらく戻ってきません。
ようやく戻ってきたのは一時間ほど後のことでした。
右の肩に大きな紙袋を担いで戻ってきました。袋は開封されており、その中の物をちびちびと食べています。
「はぁ、やっぱこんな暑い日には、植物用の肥料を食うに限るぜー」
そんなことを言いながら、66Bは肥料をちびちび口に運びつつ植物によろよろと歩み寄っていきます。
ちなみに、よい子は真似しちゃダメですよ。
よろよろ歩み寄った66Bは、やはり植物の前で躓き、転びます。
放り出された肥料袋は、目にも見えぬ早業でどういうわけかばらばらに四散し、中身の肥料がいい感じで植物の根もとにばらまかれるのでした。
「しまったー、オレとしたことがまたやっちまったー」
わざとらしいジェスチャーを加えながら悔しがり、一通り悔しがった66Bはどこか満足げに帰って行くのでした。
そして、翌日。
公園に赴いた66Bは驚きました。そこには、立派な一本の木がそびえ立っていたからです。
しかも、実に面妖な木です。最初から面妖な姿の植物ではありましたが、成長した姿もやはり奇怪です。
しかし66Bは、もう恐怖することはありません。
むしろ、その成長をどうしてか、少し誇らしくさえ思いました。
ところが。
「む。なんだ、その面妖な木は?」
そこへやって来たのは、一人の剣士でした。
そう、003です。
「このような木、以前にはなかったはずだが」
「003……どうしてここに」
「私がどこにいようが、貴様には関係なかろう」
003の登場に、66Bは嫌な予感を感じました。それは、003のこの木を見る表情が厳しいものだったからです。
「まったく、誰が植えたか知らんが……私はこの公園を気に入っているのだ。修行にも使うしな。しかし、こんな面妖な木があっては気が散る。……木だけに」
「…………」
「笑えよ」
リアクションに困った66Bに早速斬りかかってくる003
「お前っ、無茶苦茶だぞ!?」
「ここ(箱庭)にまともな奴などいるものか」
66Bをけん制すると、003はジトッと木に視線をやり
「では、斬るぞ」
そう言ってためらいもなしに剣を横なぎに一閃したのでした。
「おま……っ!!」
「……ぬ?」
ところが、木には傷一つつきません。003も手ごたえのなさに疑問符を浮かべます。
「今、この木……動いたか? 動いたな?」
003の目にもとまらぬ早業を、紙一重でかわして見せた木。それもそのはず、槍の雨をしのぐほどの植物ですから、003の斬撃もかわせてしかるべきというものです。
「さすが、オレの見込んだ野郎だ……!」
「小癪な」
さらに003は剣を振います。一太刀二太刀三太刀……。しかし、全て見切られかわされてしまうのでした。
「おのれ!!」
「ぷくく。だせーぇ」
茶化す66Bに一太刀けん制を入れると、一つ息をついて考えを改めます。
「ならば、これならどうだ? いくらなんでも、根っこから斬られては避けようもあるまい」
そう言って、木の根元に接近する003。
「っ……やめろ!!」
それを、とっさに66Bは突き飛ばすのでした。
「! 貴様、何の真似だ」
「……い、今のはあれだ。単なるセクハラだ。木をかばったふりしてボディータッチだ!」
「ほう、死にたいらしいな」
あたふたととっさに出た言葉で、003の戦闘力が一気に上がっていきます。
66Bに内蔵されているスカウターが、ボカンです。
それでも66Bは木を背にして、立ち塞がりました。
「セ、セクハラされたきゃかかってこいやー!」
66Bは、必死に木をかばいながら003と闘いました。
阿修羅のごとく強い003に、木をかばうというハンデを負った66Bはセクハラどころか見る見るズタズタにされていきます。
足を断たれ、腕を斬られ、胴を切断され、首をはねられ。
それでも66Bは木をかばっていました。こうなってしまえば、もはやただの意地のようなものかもしれません。
それでも66Bは、木を守ろうとしたのです。
しかし
「木より先に、オレぴーんちっ」
もはやただのリーゼント生首と化した66Bに、阿修羅モードの003は情けも容赦も一切なく剣を振り上げるのでした。
その時です。
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんむっ★」
どこからともなく、声だか音だかよく分からない何かしらが響き渡り、003は剣を止めました。
「なに奴!?」
あたりをうかがっても、人の気配はありません。
しかし、003と66Bはある気配を地中から感じたのです。
「下からだと!?」
「これは、まさか……っ」
数日前見た夢のヴィジョンがとっさに頭をよぎる66B
そしてそれは起こったのです。
突如木の根元がもこもこと盛り上がったと思えば、そこから出てきたのは細い人間の体でした。
そう、それは紛れもなく揺月です。
揺月なのですが、トレードマークの長髪の代わりに
「き、木が……頭から生えている……だと!?」
その木は、揺月の頭から伸びていたのです。
「…………!!!」
「…………!!!」
唖然愕然、驚嘆のあまりボゴボゴと土から出てきた揺月に声をかけることすらできず、のそのそそのままどこぞへ立ち去って行くその背中を見守るだけなのでした。
ところが、去り際にふと立ち止まった揺月はこんな奇怪なセリフと置き土産を残していくのでした。
「ううっ、ううっ、生まれるぅぅっぅぅぅぅぅぅっぅぅ!!!!!!」
突如苦しみ出した揺月。すると、頭に生えたその木に一つ大きなつぼみが出来、花が開花し、枯れ、そして身を実らせ、それを落としたのです。
それはあっという間の出来事で、その過程のさなかさんざんうめきまくった揺月は、実を落とし終えるとすっきりした顔をして
「ふぅ、すっきりすっきり」
と、実にさわやか気にひとりごちて歩み去っていくのでした。
しばらく茫然としていた66Bと003は、それから少しして我に返り思い思いに驚きを口にしました。
すると突如
『ぴきっ ぴきぴきっ』
っと、何かしらどこかに亀裂の入るような音が二人の耳に届いたのです。
二人が顔を見合わせ、視線をよこしたその先に在ったのは、揺月の落としていったあの実でした。
音の示す通り、どうやら亀裂が入っているようです……
「い、いったい何が……」
つづく
☽
……はぁ、ばてた。今日はこの辺で勘弁して下せぇ。
占いとかはお休みでー
んでは、ぐっちょん!
