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イラストなんかをぼちぼち投稿していこうと思っています。 主にラフを。
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IMG_0820s.jpg

















はい、というわけで今晩日和。

ゆるゆる揺日とは私のことだ、文句あっか!(なにさまだ!

ってわけで、どーもです。近いね、クリスマス!

さて。今日はイラストではなく、かなーりご無沙汰の写真を一枚ペタリと。

これは、昨日かな? ベランダにひょっこり生えている木にさがった氷柱と、朝日と、晴れてるのに舞っていた雪があまりに素ん晴しかったため、鼻息をふんふん言わせながら撮った一枚であります。

やー、寒かった。が、カメラを持てば暖房要らずという言葉があるように(初耳だ)カメラに熱中しすぎて、寒さなどまるで気にはならなかったのです。

ついでに、初雪も今週……いや、もう日曜なので先週か。先週降ったようで、その日は毎年恒例、雪の中のお散歩を深夜に強行したわけです。こけたけどね。

ついでに手をついた時、皮がべロンちょとむけてしまったけどね……あーやだやだ

だが、利き手でなくてよかった……

それにしても、写真を載せると言うことはほとんどしない割に、出かけたときとかペーパー子さんにも負けないぜってくらいシャッター切りまくってます。

なので、結構な枚数写真はたまっていまして……うん。今後は結構ガンガン載せていきたいなとか思ってたりするんですぜ、ひひひ。

と、言うわけで。

今年もいよいよ年の瀬。

一向に手を付けていない大掃除とかにびくびくしつつ、この十二月を満喫している揺日でしたっと。

あー、冬が好きだー

んではー

先週のは、長すぎてさすがに書いてて疲れました……

やっぱあれっすね。下手にストーリー用意しながら書くとあんなカオスになる。orz

だもんで、今週はアドリブでかますぜ!

……あああいやいや、やっぱ今のなしっ

僕はあくまで、箱庭で起こったことをのらりくらり書き表しているだけ。

そう言う体でよろしくっすー(ぐだぐだだな



頭から木の生えた揺月が落して行ったそれは、まるくて白くて、そして大きな実でした。例えるなら、大きな雪だるまの体くらいのサイズです。そんな感じでイメージよろしく。

その実に、ピキピキと上から徐々にひびが入っていきます。

その様子をマジマジと見つめる66Bと003は、恐る恐るそれに近づいてみます。

ちなみに66Bは、003に斬られまくったせいで今やただのリーゼント生首。それがどういう原理かピコピコととび跳ねながら移動しているという怪奇な状態です。

そんな生首は「な、なんて不気味な実だ……!」と自分のあり様を棚に上げて怯えました。

そうしている間にもどんどん皹は広がっていきます。

「揺月の落としていった物……きっとろくな物ではあるまい。斬ってしまうか」

「お前は斬れれば何でもいいんだろ」

66Bの言葉も、003の耳には届きません。華麗なるシカトをこき、その剣を今天高く振りかざし、遠慮も躊躇いもなく今、振り下ろしました。

「ちぇーぃすとーっ!!」

その瞬間、66Bは我が目を疑いました。

実が、爆発したのです。火こそ上がりませんでしたが、実は粉々に内側から突如破裂し、剣を振り下ろそうとした003は全身にその豊潤な果肉の肉片をしこたま食らい、べちょべちょのべたべたになってしまったのです。

66Bにしても、果汁をもろに両目に受け、しみて悲鳴を上げ、転げまわるありさま。

いったいぜんたい何が起きたというのでしょう。

べちゃべたの003はぶるぶると犬のように全身を震って、纏わりついていた果肉を振り落とすと、弾け跳んだ実を確認します。ちなみに66Bは目をこするための手がなくなっているので、とりあえず行動不能です。

そして、突如として弾け跳んだその実は、しゅわしゅわと白煙を上げて不気味にその果肉の中に在った種だけを残し転がっていました。

しかも、種は大きく破れています。もくもくと昇る白煙でいまいち形ははっきりしません。

やがて、66Bがやっと回復した頃、白煙も収まりその実体を明らかにします。

そこに在ったのは、やはり大きく破けた実の種。しかし、どういうわけかその種の内側は空洞になっているようでした。

「何故、弾けたのだ……?」

首をかしげ、ずかずかと種へと歩み寄っていく003。

「お、おい! 危ないぞ? 危なくないか? また爆発したりしないだろうな?」

一方の生首は、そうびくびくと怯えながらも、ぴこぴこと003につづきます。

そしていよいよ、その弾けた種を恐る恐る覗いてみると、二人は驚愕しました。

「こ、これは……!??」

「子供……の様だな」

そこには、玉のような赤子……ではなく、子供が入っていたのです。どうやら女の子のようで、すやすやと寝息を立てていました。

「揺月の樹から、子供が生まれたっていうのか!? っていうか、なぜベビーじゃないのさ!?」

「揺月なら増殖もあり得るが、性別が違うようだしな……わけが分からん」

目の前の異常な出来事に戸惑っている一人と一つの生首。すると、「ん……」っと子供が目を覚ます気配を感じました。

種の中を覗き込むと、女の子はぱちくりと目を開けました。そして、ぼそりとこんな言葉を発したのです。

「……鬼退治は、あたしの使命……」

瞬間、003の顎にとてつもない衝撃が真下から突き上げ、軽々と100センチほど浮き上がります。

一瞬何が起こったか理解できなかった66Bが、状況を理解したのはその自慢のリーゼントをがいと小さく幼い手で鷲掴みにされ、信じられない勢いで生首ごとぶん投げられた後のことでした。

生首は、顎を下から突かれ今だ宙に浮いていた003のみぞおちに突き刺さると、そのまま003ごと10メートルほど後方まで吹き飛ばされたのです。鼻打った。

とりあえず、ブッ飛ばされたという今の状況は理解できても、何がどういうわけでこうなったのか。それを66Bは常識の反中では全く推し量れませんでした。

ただ、今起きたことを簡単に言うならば。

生まれたてのくせに、なぜか既に小一くらいの女の子がいきなり意味の分からない言葉とともに自分たちを一蹴した。

そんな、まるっきり意味不明な状況なのです。

「さ、さすがは揺月の子(?)……滅茶苦茶すぎる」

顎に強烈なアッパーを貰った003は、すっかり意識をどこぞのお花畑に宅配便でルーラな状態となっており、当分目覚めそうにありません。

ずん、と。壊れた種から出てきた少女は、0歳とは思えない迫力と立派な歩みで転がった生首へ向けて進行してきます。

「ひっ、ひぃぃぃぃ!!!」

003は使いもにならず、そそくさと尻尾を巻いて逃げようとした66B。ぴんこと華麗に180°反転して逃げ出そうとしたら、嗚呼もういつの間にか目の前にいるし。

それはさながらB、C級のホラー映画のようにチープでベターな。しかし実際主観している生首にとってはこの上ない恐怖に他ならず、気分はまさに蛇に睨まれた蛙の如しなのです。

少女はうつろな瞳で、じとっと生首のリーゼントをつかみ上げ、顔の高さまで持ってきます。そして再度先ほどの第一声と似たようなことを口にするのです。

「お前は、鬼だな……?」

リーゼントをつかむ手の握力が常軌を逸しており、ブチブチと毛が切れたり抜けたり。

「ひっ、ひぃぃぃ!!!? ちちち、ちがます! オレは無害な、いたって無害なただの生首ですはいぃぃぃ!!!!」

なんとか痛い目を見まいと66Bは必死です。必死の訴えですが、少女の方は相変わらずうつろな瞳です。
しかし、はたと小首をかしげて生首の言葉を反芻します。

「ただの生首……鬼では、ない……?」

「鬼ではないです。決して鬼ではないです!! ほら、ツノとか生えてないでしょう!!?」

66Bの涙ながらの訴えに、少女はピクリと反応を示します。

「ツノ……?」

とたんに、むんずと生首をその小さな両手でつかむと、物凄いスピードで様々な方向に傾けたり回したり。ぐりぐり髪の中までまさぐってツノが本当に生えていないかを調べているようです。

「ひぃぃぃ、は、吐く吐く!!!」

物凄いスピードで視界があちらこちらに回り、生首はあっという間にゲロンチョ寸前です。
次第に真っ白になっていく意識の中で、66Bは心底こんなことを思いました。
体がくっついてなくてよかった……今くっついていたなら、確実に漏らしてた……(笑)

66Bの意識が、いよいよ黒猫便でにゃーにゃーお花畑にポイされるその境界で、少女のぐりぐりという行動がさながら機械の様にビタッと止まり、66Bの頭は上下逆さの状態で少女の顔の前に両手でつかまれ止まったのです。

ひくひくと顔面が痙攣を起こす66Bに対して、しかし少女はマイペースにこう言い放ちました。

「鬼ではないなら……証拠を見せて……」

「しょ、証拠……?」

オウム返しの問いに、少女は一つこくんと頷くと

「きび団子」

と、ある食べ物の名を口にしたのです。
66Bは意味も分からず、しかしきび団子を出さねばこのままそのか細い腕で左右からべかーんと圧壊されるという確信とも言える恐れから、彼女を家に招いてきび団子をふるまうことを思いつくのでした。

「つまり……今は持ってない……?」

「あ、はい……」

「……鬼?」

「違いますっ!!!」

と言うやり取りを、家に戻って、スペアの体にドッキングして、エプロンをしてせかせかときび団子をこしらえて少女にふるまうまで何度となく繰り返したと言います。

そして、きび団子を口にした少女は

「おばあさん……会いたかった……」

と、66Bの腰にしがみつくのでした。相変わらずさっぱり意味は理解できませんが、むしろ逆に66Bはニュアンスで対応することにしました。

「ワタシもだよ、……もも太郎」

「……? 何を言っているの、おばあさん。あたしの名前はもも太郎ではなく、桃子。揺月ノ実桃子……」

「揺月ノ実て……苗字かよ」

ぼそっと驚愕した66Bに、何か言った? と見上げて来る無垢な表情。こうしてみると、ただの普通の女の子なのに、なぜこんなに凶暴なのか……

結局、なし崩しに少女こと桃子の面倒は66Bがみることになったそうです。

こうして、箱庭にまた新たな住人が出来たそうな。

56849285.jpeg




















くわばらくわばら。

ちなみに、桃子に敗北した003のその後は何やら一騒動あったようですが、それはまたいずれ別のお話にて。



はい、というわけでして。
ようやくメカユヅキ&揺月ノ実誕生編、終了で御座います。

やー、疲れた。こんなに長い事書くとは思いもしなかった……

次回からは、また短編でヘロヘロ行きたいと思いますんで、どうぞよろせう。よろせうなー

そんなこんなで、占うぜ。

明日のこの時間。あなたは、左ひざとかかとが少しだけ。ほんの少しだけかゆくなる。嗚呼かゆくなる。
むしろかゆくなれ(こら

ってかんじです。それではまた次回

ぐっちょん!!!

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揺月と申します。
宜しくどうぞ!
おっと、改名して今は揺日と書いて「ゆるるひ」だっぜっ!
よろ宜しくどうぞー!!
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